でっきぶらし(News Paper)

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265号(2022年04月)6ページ

実習生だより②

 6月8日から6月14日にかけて、日本平動物園で研修をさせていただきました。動物園が休みの月曜日には猛獣館での飼育管理などの作業、火曜日から金曜日の4日間はふれあい動物園での飼育管理や幼児教育教室の補助と説明を行いました。ふれあい動物園ではインコの飼育をメインに行いました。幼児教育教室が始まる時間が決まっていたため、それまでに朝のエサ作りやインコ舎の掃除を済ませられるように行動しました。野菜を切る作業などはなるべく素早く終わらせて掃除を丁寧にできるように意識しました。幼児動物教育教室の説明では、初めのうちはうまく説明出来ませんでしたが、全体を見渡しながらゆっくり、わかりやすく説明することを心掛けました。午後は、モルモットのシャンプーやカピバラの馴致、インコ達のエサ作りや掃除を行いました。

 休園日である月曜日は1日猛獣館での飼育管理やその他の作業を行いました。トラやライオンの展示場や獣舎、放飼場の掃除や放飼場に土を入れる作業を行いました。展示場や獣舎を掃除するために動物を別の部屋に移す際には鍵や扉の開閉を素早く行わなければならなかったため緊張しました。放飼場に土を運ぶためにかなりの量の土をバケツに入れ軽トラで運びそれをシャベルで撒きました。バケツひとつ運ぶにも飼育員さんと2人で運ばなければ持ち上がらないくらい重く、園内を歩くことも多かったので体力がかなり必要だと思いました。

 5日間という短い時間でしたが、この研修を通して幼児動物教育教室や大型の動物の飼育管理など新しい経験をたくさんすることができました。今回の経験を活かして今後の研修では仕事をスムーズにこなしていきたいです。 

(武口 聖南)

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