でっきぶらし(News Paper)

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265号(2022年04月)7ページ

実習生だより③

 私は7月10日〜7月15日の6日間、日本平動物園で飼育実習をさせていただきました。6日間の内1日はオランウータンの飼育管理を体験させていただき、その他の日はふれあい動物園にて実習をさせていただきました。私は日本平動物園のふれあい動物園で働くことが夢なため、実習をさせていただけることが決まった時はとても嬉しかったです。憧れの飼育員の方々に指導していただけた6日間は学ぶことが多く、より飼育員になりたいと思う意志が強くなりました。

 ふれあい動物園での実習では幼児教室での説明やふれあいの補助などとても貴重な体験をさせていただきました。大きな声で話すことが苦手な私でしたが、呼び掛けに熱心に答えてくれる園児たちにとても勇気を貰いました。日数を重ねるごとに自信が付き、段々と大きな声で説明ができるようになりました。また、飼育実習ではウサギを担当させていただきました。なかなか学校では扱うことのなかったホースや水切りを使わせていただく機会が多く、掃除の技術も少しですが身についた気がします。

 オランウータンの飼育実習では主に掃除、調餌をやらせていただきました。オランウータンを放飼場に出す際などオランウータン舎の造りに感動する場面が多くありました。通路の配置や扉、小窓など工夫されている点ばかりでオランウータンのことをよく考えて造られているのが伝わりました。また広い方の放飼場に出られないとわかった時のミンピーが渋々放飼場に出て行く姿はとても可愛らしかったです。

 今回の実習で学ばせていただいたことをこれからの学校生活、就職活動に役立てていきたいと思います。6日間大変お世話になりました。

(望月 夕莉)

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