４月の終わりごろからシロフクロウの♀が大事にあたためていた卵が、５月３１日にふ化しました。
当園でシロフクロウが生まれたのは初めてで、親鳥にとっても初めての子育てです！
あわてふためく飼育員をよそに、シロフクロウの両親はたいへん良くヒナの面倒を見ています。
♀はヒナを保温しながらせっせとエサを食べさせ、♂は巣を見張ったり♀のもとへ餌を運んだりと、初めてとは思えない子育てっぷりです。
ヒナは２日おきに１羽ずつかえり、全部で３羽になりました。

とってもかわいいヒナの姿ですが、なかなか来園者の皆さまにご覧いただくことができませんでした。。。
なぜかというと、現在シロフクロウ舎のガラスの前には暑さ対策の日除けが設置してあり、シロフクロウたちはちょうどその裏側に巣を作っているのです(T_T)
シロフクロウは暑さにとても弱く、獣舎内は冷房が入っていますが、それでも日本の夏の日差しは彼らにとって大敵なのです・・・

しかし！
ヒナたちも成長してきて、ついに皆さまからご覧いただける位置までヒナがよちよちと歩き始めました。
かわいい姿は今のうちで、ヒナはすぐに大きくなりますので、ぜひお早めに猛獣館２階シロフクロウ舎までお越しください(^_^)
（ヒナが巣にいるときは姿が見られませんのでご了承ください・・・m(_ _)m）

写真１枚目：ふ化２日目。生まれたときは真っ白な羽毛でした。（母親の下にいます）
写真２枚目：母親からエサを食べさせてもらう様子。
写真３枚目：ふ化から２週間ほどたち、羽毛が灰色っぽくなってきました。