2022.02.05
【ブログ】リバウェル井川よりレッサーパンダに雪をもらいました!(その2)
【ブログ】リバウェル井川よりレッサーパンダに雪をもらいました!(その1)の続きです
1枚目 いたっていつもどおりだったホーマーです。
雪が輝いているので、いつもの笑顔もさらに輝いているように見えます。
2枚目 めずらしくいつも以上に走り回っていた縞縞(ガオガオ)です。
日中に恋鳴きする様子もみられました。
3枚目 そわそわそわそわ雪どころではなかった和(カズ)です。
放飼場では初めて隣にホーマーが来たので、気になって気になって仕方がありません。
写真はちょっと落ち着いてリンゴを探しているところです。
レッサーパンダは季節繁殖動物と言って、オスとメスが出会う恋の季節が決まっています。
日本だと1-3月が恋の季節にあたり、
現在日本平動物園では縞縞(ガオガオ)♂とホーマー♀のお見合い同居をしています。
そして和(カズ)♂もホーマー♀のことが気になっているので、
1月の間はあえて隣の部屋にならないようにしていました。
今回、平等に雪を楽しんでもらうために隣りあわせの外放飼場に3頭を出したのですが、
隣の部屋にホーマーが見えている和は放飼場を走り回って、一番ホーマーに近づける場所を捜していました。
運がいいことに、ガラス一枚隔てた場所にホーマーが来てくれて、
和は(ガラス越しに)ホーマーの隣にいることができました。
ホーマーにどうアピールしたらよいか分からないらしい和は、
そわそわそわ毛づくろいが止まりません。
そうこうしているうちに、和に気づいた縞縞が和をひとにらみ。
和はあわてて退散しました。
縞縞にとっては今までとは違う種類の緊張をする1日で、良い刺激だったかもしれません。
・・・
今週の静岡は水曜から雨予報ですので、おそらく火曜日までが雪が残る日になるかと思います。
短い時間ですが、ご覧いただけた方はぜひ野生のレッサーパンダの生活にも心をはせて頂けると嬉しいです。