飼育日誌

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【ブログ】レッサーパンダのニコと和の同居の今後について

レッサーパンダは季節繁殖動物で繁殖期になるとオスが広い縄張りの中を歩きまわって

自分を受け入れてくれるメスを探します。

日本平動物園でも繁殖期にあたる1-3月にレッサーパンダの同居を行っています。

今年は1月10日からニコ♀と和(カズ)♂の同居を開始し、

2月28日に交尾が確認されました。

お互いに緊張しながらの50日の同居も含めてよく頑張ってくれたと思いホッとしています。

最初はニコの横でリンゴを食べることも遠慮していた和(カズ)が

日を追うごとにすんなりとニコの横に来てリンゴを食べられるようになったりと

日に日に同居に慣れてきている感じもありましたが、

このペアは特別仲良しというわけではないため、

3月7日(火)まで休息のためにそれぞれ1頭で過ごしてもらうことにしました。

3月8日(水)より再び同居を再開する予定です。

また、再同居は再び交尾行動が見られ、その後2頭が落ち着き次第おわりとします。

3月の中旬ごろに終了となることを予想しております。

本ブログでお伝えしている展示予定は動物の体調次第で予告なく変更になる可能性があります。

レッサーパンダの出産の季節である夏に、良いお報せができたらいいなと思います。

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