実は、日本平動物園は、日本国内の「(シセン)レッサーパンダ」の種別計画管理※を担っており、全国の動物園などで飼育されている個体の血縁関係などを把握し、適切な繁殖計画を立てています。
また、世界で飼育されている「シセンレッサーパンダ」のおよそ7割が日本で飼育されており、世界一となります。
そんな「(シセン)レッサーパンダ」の繁殖管理を行っている日本平動物園は、まさに「レッサーパンダの聖地」なんです。
※種別計画管理・・・(公社)日本動物園水族館協会では、野生動物を次の世代に伝えていくために国内で飼育されている希少動物の中から血統登録を行う種を定め、担当する管理者を全国の動物園・水族館から任命しています。管理者は全国の動物園・水族館と協力しながら繁殖による希少動物の保存、調査研究などに取り組んでいます。日本平動物園は「レッサーパンダ」のほか、「オオアリクイ」の管理者も担当しています。