飼育日誌

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日本からの野生復帰を目指す世界一美しいムクドリ

カンムリシロムク

鳥綱 スズメ目 ムクドリ科

日本平動物園では

熱帯鳥類館で3羽飼育しています。

インドネシア政府、日本・欧米の動物園が協力して、動物園生まれのカンムリシロムクを野生に戻す計画を進めています。世界中の飼育数は1000~1500羽、横浜市の繁殖センターでは約100羽を飼育し、平成16年に20羽をインドネシアに輸送し、現地の繁殖センターで生まれた2世を野生復帰させる計画を進めています。

一般的には

【生息地】
バリ島(インドネシア)のみに生息

【食べ物】
(自然)果物 昆虫 小動物

【大きさ】
全長:25cm 約100~120cm(ムクドリとしては比較的大型)

【生息数】
バリ島北西部のわずかな地域に約30羽。減少の原因はペットにするために捕獲され、その美しい姿が災いして絶滅寸前になっている。

【特 徴】
全身は白く、目の周囲は鮮やかなコバルトブルー。頭部は長い冠羽、雌雄同色。

【生 態】
現在は木と丈の高い草が混在する潅木林に生息。木の上に群れで住み、雨季にあたる1~3月に繁殖する。木の洞に枯草や小枝を敷き詰めて巣をつくり産卵。ヒナは1~2羽。

飼育日誌より

2023.01.27
カンムリシロムク (♂)飲み水を与えると水浴びをしていた。

2022.11.20
カンムリシロムク ピーちゃん(♀)担当者の肩に止まってディスプレイしていると、ラピス(♂)も止まってきて担当者の服や耳をつつく。

2022.11.01
カンムリシロムク (♂)水鉢の水替え後、水浴びをしていた。

2022.09.14
カンムリシロムク ラピス(♂)ピーちゃん(♀)産卵したため様子を見ていたが全て発生していなかった。

2022.06.19
カンムリシロムク ラピス(♂)ピーちゃん(♀)気温高くなってきたためか、2羽共よく水浴びする。

でっきぶらしより

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