アンデスのごちそう
テンジクネズミ
哺乳綱 齧歯目 テンジクネズミ科
日本平動物園では
ふれあい動物園で約30頭を飼育しています。
非常に気の小さな動物ですが、餌の時だけは「キューキュー」と鳴いて皆で近寄ってきます。
毎日、ふれあい館の中でふれあいができます。大好物はバナナの皮です。そんなバナナ・・・?
一般的には
【生息地】
南アメリカの草原、アンデス
【食べ物】
(自然)葉 根
(動物園)野菜 果物 ペレット 乾草
【大きさ】
全長:20~40cm 体重:♂0.9~1.2kg ♀0.7~0.9kg
【寿 命】
6~8才 性成熟 オス2ヵ月 メス1ヵ月
【生息数】
家畜化されて各国で飼育されている
【特 徴】
尾はない。巻き毛や長毛のものなど多くの種類がいる。上下の前歯は永久歯でのび続ける。視野が広く、後ろからの外敵も見える。耳はよく聞こえ音に神経質。皮脂腺が尻の左右にあり、縄張りに臭いをつける分泌液を出す。
【生 態】
野生種は草原で5~10頭の小さな群れをつくり穴の中で暮らす。とても臆病で危険を感じると、穴に逃げ込む。夜になると決まった通路を通って草を食べにでかける。年に数回出産、一産2~4子。子は目をあけて毛もはえて生まれ、生後2~3時間で走ることができる。 家畜化されたものは性質がおとなしく、たくさんで飼ってもケンカをしないため飼い易い。
【備 考】
ハムスターとよく間違われる。違いは、頬袋がない、手でものを持って食べない、尻尾がない、気温が下がっても冬眠しない。鳴き声でコミュニケーションを取る。日本には江戸時代オランダ人により連れられて来たため「テンジクネズミ」とも呼ばれる。
飼育日誌より
2024.11.15
モルモット 老モルにフルーツ与える。
2024.10.21
モルモット バナナの葉を与えると争奪戦になっていた。しまこ(♀)がバナナの葉をよく他の個体から奪い取っていた。
2024.10.16
モルモット ワタル(♂)脱毛部にワセリン塗布。だいぶ毛がフサフサになってきた。
2024.07.29
モルモット 二ノ宮(♂)青菜給餌時、ポップコーンジャンプをする。
2024.07.08
モルモット みつ(♂)ふれあいチームに合流する。いろんな個体に臭いをかがれて戸惑っていた。