飼育日誌

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赤くなるのは食べ物のおかげ

フラミンゴ

鳥綱 フラミンゴ目 フラミンゴ科

日本平動物園では

フライングメガドーム内で現在3種類のフラミンゴを飼育しています。鮮やかな羽根の色を維持するために、オキアミを与えています。コフラミンゴは1羽しかいないので、探してみてください。

【ベニイロフラミンゴ】
3種のフラミンゴの中では最も体が大きく、全身が鮮やかな紅色をしています。アメリカのフロリダ半島、西インド諸島、南アメリカ北部、ガラパゴス諸島に生息しています。

【チリーフラミンゴ】
ベニイロフラミンゴよりやや体が小さく、淡いピンク色をしており、脚のまん中の関節と脚先の指と水かきが赤い色をしています。南アメリカのペルーからチリ南端、ブラジル南部からアルゼンチンにかけての山地の塩水湖に生息しています。

【コフラミンゴ】
フラミンゴの中で一番体が小さく、インド西北部とアフリカに生息しています。

一般的には

【食べ物】
(自然)藻類 植物性プランクトン
(動物園)オキアミ フラメンフード(カロチン入りのフラミンゴ専用エサ)

【大きさ】
ベニイロフラミンゴ:110~160cm 2~3kg
チリ-フラミンゴ  :105cm、2~3kg
コフラミンゴ :80~90cm 1,5~2kg

【寿 命】
40~50年

【特 徴】
中央部でへの字に曲がった特殊な嘴(くちばし)をもっており、嘴の縁にはラメラという細かい櫛(くし)状の構造をしたフィルター装置のようなものがあり、藻やエビの色素を吸収して赤くなる。

【生 態】
3~4月頃、羽の色がいっそう鮮やかになり求愛活動が始まる。5~7月頃、口ばしで土をすくいとり『餅つきのうす』のような巣を作り、卵を1つ産み、雄と雌が交代で温める。子育て中に「フラミンゴミルク」を出す。

飼育日誌より

2024.10.18
フラミンゴ フラミンゴのヒナ、自ら池に入って水浴びしている。全身ずぶ濡れ。

2024.02.06
フラミンゴ ピックル(人工育雛)本日6ケ月齢‼

2021.04.15
フラミンゴ 朝から、チリーフラミンゴとベニイロフラミンゴが大ゲンカ。中間地点にいたコガタフラミンゴはチリー側に付き、ベニイロを攻撃する。

2016.07.04
チリーフラミンゴ 1羽、目隠しの奥に、土を盛り上げて塚を作ってよく座っている。

2016.03.14
チリーフラミンゴ アルミリングが右脚に食い込んで、跛行していたため外す。

でっきぶらしより

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